2008年11月7日から16日まで10日間の日程で、第6回コンサートツアーを行いました。

2008年5月9日、ポルデノーネ市の招へいにより、ポルデノーネの教区教会 Parrocchia Beata Vergine delle Grazie にて第6回目のコンサートを開催しました。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの遺作として有名な＜レクイエム＞を中心に演奏しました。

• イタリア国歌＜マメリの讃歌＞
• 日本国歌＜君が代＞
• モーツァルト＜レクイエム＞
• モーツァルト＜アヴェ・ヴェルム・コルプス＞
• ヴェルディ＜行け、想いよ、黄金の翼にのって＞

過去5回のイタリアコンサートツアーにてまだ足を踏み入れたことのない、イタリア南端の島シチリアへ行ってまいりました。

過去5回と同じく、コンサートはポルデノーネにて開かれましたが、今回は前回までと異なりポルデノーネの中心街に宿泊しました。ちょうどコンサート前日に市が開かれており、ポルデノーネの街の雰囲気を満喫することができました。

コンサートのゲネプロと重なるため、合唱団に参加しない鑑賞ツアーの方のみでしたが、ポルデノーネから日帰りでヴェネツィアの市内観光へ行ってきました。

9日に引き続き、鑑賞ツアーの方のみでポルデノーネからも近い、中世の街並みの残るベッルーノへ行ってきました。

今回の観光のメインとなるシチリアへの移動も兼ねて、ローマにて一泊しました。ヴェネツィアの空港より空路で移動し、午後は自由行動です。ショッピングに観光、オプショナルツアーのイルミネーション(夜景)バスツアーなど思い思いに楽しまれたようです。

ホテルはモダンなインテリアで有名な5つ星ラディソンS.A.S.(Radison S.A.S. Rome Hotel) です。

ローマから空路でカターナニャへ移動し、午後は全体でカターニャを市内見学です。オペラ「ノルマ」などの作曲で名高いベッリーニにちなんで名づけられたベッリーニ歌劇場(Teatro Bellini)や大学などを見学しました。

その日のうちに貸切バスにてタオルミーニに入り、4つ星ホテル、ヴィッラエスペリアホテルに宿泊しました。

早朝有志にて、映画『グランブルー』で有名なイソラベッラ(Isola Bella・美しい島という意味)に日の出を見に行きました。

午前はオプショナルツアーとして、ギリシャ劇場、サンタ・カテリーナ・ダレッサンドリア教会、4月9日広場などを見学しました。

午後は自由行動です。海岸から出ている観光ボートや、タオルミーナ押し街を見直す丘の上にあるカステルモーラへ上る方もいました。

ファッションブランドのお店も充実していたため、ショッピングを満喫される方もいました。

13日朝タオルミーナを貸切バスで出発し、パレルモへ向かう途中、海と町並みの美しいチェファルへ立ち寄りました。チェファルは映画『ニューシネマパラダイス』のロケ地としても有名です。

大聖堂の見学ののちは、海岸へ出たりバールでカフェを飲んだりして過ごしました。

13日午後早い時間にパレルモに移動し、簡単な昼食の後は、ヨーロッパを代表する歌劇場であり、映画『ゴッドファーザーIII』のロケ地にもなったマッシモ歌劇場を見学しました。

その後、クァットロ・カンティ(Quattro Canti)、プレトーリア広場(Piazza Pretoria)、マルトラーナ教会(Martorana)、カテドラーレ(Cattedrale)などを見学しました。

ギリシャ時代の神殿が多く残るアグリジェント(Agrigento)の神殿の谷(Valle dei Tempi) を訪ねました。パレルモから貸切バスで乗り付け、ヘラ神殿(Tempio di Giunone Lacinia)、コンコルディア神殿(Tempio della Concordia)、ヘラクレス神殿(Tempio di Ercole)、ジュピター神殿(Tempio di Giove Olimpico)を順に見学しました。

中でもコンコルディア神殿はキリスト教の教会として使用されていたため、ギリシャ本土の神殿よりも保存状態が良いとされています。

アグリジェントからの帰り、モザイク画で有名なモンレアーレ(Monreale)のドゥオーモに立ち寄りました。

ツアー最後の夜に、恒例のさよならフェスタが開かれました。今回はパレルモのちょっとおしゃれなリストランテで、ツアー参加者全員で、今回のツアーの出来事などを話しながら、お食事をしました。